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芥川龍之介賞(芥川賞)について調べてみました。

今月選考発表があるということで、直木賞に引き続き、芥川賞について改めて調べてみました。

芥川龍之介賞(芥川賞)

■主催
日本文学振興会(事実上、文藝春秋社との共催)

■対象
新人作家による純文学の短編〜中編作品。
純文学は、主に文章の美しさや表現方法の多彩さ(芸術性)に重きをおいた小説。

■説明(特長)
1935年に芥川龍之介を記念して創設された文学賞。
通常、優れた純文学を書いた新人に与えられる。
対象は、若手作家がメインで、新人の登竜門となっている。
発表時期は直木賞と同じで、1月と7月の年2回。

■過去の主な受賞作(ピックアップは私の独断と偏見です。)
宇佐見りん「推し、燃ゆ」2020年
今村夏子「むらさきのスカートの女」2019年
村田沙耶香「コンビニ人間」2016年
又吉直樹「花火」2015年
金原ひとみ「蛇にピアス」2003年
綿谷りさ「蹴りたい背中」2003年
小川洋子「妊娠カレンダー」1990年
池田満寿夫「エーゲ海に捧ぐ」1977年
村上龍「限りなく透明に近いブルー」1976年
田辺聖子「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)」1963年
石原慎太郎「太陽の季節」1955年

■芥川龍之介の主な作品
「羅生門・鼻」
「地獄変・偸盗」
「河童・或阿呆の一生」
「蜘蛛の糸・杜子春」
「奉教人の死」
「トロッコ・一塊の土」
『芥川龍之介全集・378作品⇒1冊』 https://www.amazon.co.jp/dp/B00PR3ARBM?ref_=cm_sw_r_apin_dp_9Y1M29NYS422JBSXDD7G
■感想
若手の登竜門ということもあり、
フレッシュな視点で、新しい世相や風俗も取り入れられた作品という感じがしました。
名作も良いですが、こういったフレッシュな作品もいいですね。
これからも、注目していきたいと思います。