先日、堺観光ボランティア協会の
「マナー研修」を受講しました。
一見、速読とは関係無さそうな「研修」です
が、とても参考になる内容でしたので、
シェアします。
「観光ボランティアガイドのマナーのあり
方」の中で「やさしい日本語のコツ」という
お話がありました。
なぜ今「やさしい日本語」が必要かと言う
と、日本の在留外国人の国籍は、
中国、韓国・朝鮮、ベトナム、
ブラジル、ネパール、インドネシア
でなんと約70%を
占めるのだそうです。
そうすると「外国人=英語」ではなく、
最も多くの外国人住民が会話できる言語は、
実は「日本語」なのだそうです。
但し、外国人にも分かるように配慮した
「やさしい日本語」が必要です。
例えば、
✖️召し上がる → ○食べる
✖️土足厳禁 → ○くつをぬいでください
✖️キャンセルする → ○やめる
✖️高台に避難する → ○たかいところへにげる
分かりやすく話すために必要なこと
①何を求めているか?
どうしたら伝わりやすいか?
など相手を思いやる気持ち
②短く簡潔な説明
③専門用語、難しい単語や言い回しは使わない
④ゆっくり、はっきり発音する
⑤パンフレットやメモを用いる
レッスンでは、
本で読んだ内容を、端的に話すトレーニングをしています。
アウトプット前提で読むと理解が深まり、
記憶に残ります。
限られた時間内に話す練習が、手短にアウトプットする能力を鍛えます。
やさしい日本語のルールの中でも以下のことは、そんな時にも役立つと感じました。
①専門用語は、具体的な言葉に替える
②一文には主語と述語を一組にし、言いたいことを一つにする
③主語を入れる
いかがでしょうか?
やたら長い文章になってしまって、結局何が言いたいのか分からないということを、私もやってしまうし、やられたこともあるなあと思いました。
メールや通信など、相手に何かを伝えたい文章を作成する時も意識したいです。
以上です。
