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読書のスピードが一気に上がる「音読を止めるコツ」

読んでいる内容を理解するために、頭の中で一つ一つ発音しなくてはならないのであれば、
読書速度が話す速度に制限されてしまっています。
果たして言葉を理解するためにいちいち発音しなくてはならないでしょうか?
文章で目にする多くの単語は、いちいち発音しなくても瞬時に理解できます。
単語を理解するために発音する必要はありません。
速読が得意な人は音読をしていません。
音読を止める3つのコツ
①限界に挑戦する
つまり普段よりも速く読むよう心がける。
脳が時間短縮のための近道を探そうとします。
「そして」「それから」「ですから」といったつなぎ言葉を発音しなくなります。
読書の目的はすべての言葉を読み上げることではなく、要点をつかむことです。
この練習を行うことで、不要な言葉を音読しないようになります。
②音楽を聴く
歌詞のあるものは避ける。
自分にあったものを見つける。
クラシックのバロック音楽は、言語や単語学習に最適なアルファ波が出やすくなる。
練習は必要だが、その音楽が、頭の中の声をかき消してくれる。
③パターン妨害
読書中に唇を動かしたり呟いている場合は、唇に別の役割を与える。
鼻歌を歌う。
拳や指を咥える。
ガムを噛む。
数字を数える。
これらの対策は、最初は読書に集中するのが難しいが、
慣れるにしたがって、目の前のものに集中できるようになり、
読書速度が上がり、理解度もアップする。
さらに上級編として、
カウントをフィクセーション(視点移動)に組み込む。
1、2、3、と数えるときに
1、で文章の最初の部分、2、で次の部分、3、でその次の部分と視点を移していく。
次に慣れてくると、1回の視点移動で、とらえる単語の数を増やす。
単語をいちいち読むのではなく、 → 要点をつかむ。
例えば、文章を3つのグループに分別し、1、2、3、と視点移動したら、次の行に移る。
普段の速読レッスンと同じですね。
出展:Kwik Brain 脳トレコーチが伝授するブレインハック術-簡単すぎるハック術で積読を卒業 より