時々目にする「イヤミス」という小説の分野について、
ネットで調べてみました。
イヤミスとは、ミステリー小説の一種で、読んだ後に「嫌な気分」になる小説のことをいいます。殺人などの事件が起こっても、最後には事件解決! 読者がスッキリと満足感を得るのが今までのミステリー小説に多かった傾向でした。しかしイヤミス小説は、事件のことだけではない人間の奥に潜む心理などを描写し、見たくないと思いながらも読み進めてしまう、嫌な汗がたっぷり出るような後味の悪い小説のことを指します。(ブックオフオンラインコラムより)
イヤミスとは、読んでいて嫌な気分になったり嫌な結末を迎えたりするミステリー小説のこと。 そこには綺麗ごとゼロな人間の本質が詰まっている。 本稿では時間をかけてじっくり読みたい、おすすめのイヤミス小説をいくつかご紹介! あなたもきっと、ページをめくる手が止まらなくなるはずだ。(ダ・ヴィンチニュースより)
苦手な人と、大好きなほどはまる人に分かれるとよく言われます。
小説とはいえ、人間の本質や奥に潜む心理に迫る内容が多いので、
とても読みごたえがあるようです。
意外に食わず嫌いの方も多いかもしれません。
この機会に読んでみられてはいかがでしょうか?
例えばイヤミスの女王と呼ばれる方々の作品(敬称略)
湊かなえ
「リバース」「豆の上で眠る」「告白」「往復書簡」「物語のおわり」
「ポインズンドーター・ホーリーマザー」「Nのために」「贖罪」
「少女」「夜行観覧車」「白ゆき姫殺人事件」「母性」ほか
沼田まほかる
「彼女がその名を知らない鳥たち」「九月が永遠に続けば」「ユリゴコロ」
「猫鳴り」「痺れる」ほか
真梨幸子
「殺人鬼フジコの衝動」「ツキマトウ」「四〇一二号室」「孤虫症」
「女ともだち」「みんな邪魔」ほか