人とのコミュニケーションで、最近感じたことです。
「聴き手は、聞く話が長くなればなるほど集中力が続かず、話を聴いていない」
ということに気づきました。
表面的には聴いているようでも、聴けていないことが多い。
後日、話し手は、話した内容が聴き手に伝わっていなかったことを知り、
「なぜあれだけ説明したのに聴いていなかったのか!」と
怒りを覚えることになる。
しかし人に伝えるのがうまい話し手は、
簡潔にわかりやすく、相手の集中力を途切れさせることなく伝えることが出来る。
この差は大きい。
日頃から伝えたいことを簡潔に話す訓練が必要だと感じました。
でも普段の生活で、そんな機会はなかなかないですよね。
奇しくも
当教室の速読レッスンでは、読解力確認のため、
読書後に読んだ内容を話して頂いています。
以前は話す時間を特に決めていなかったのですが、
人によって所要時間がまちまちで、
内容説明が長くなればなるほど、
同席した方々が聞いていないことに気づきました。
普段のコミュニケーションに置き換えると、
話の長い人は、せっかく話しても聞いてもらえていないことになります。
自分自身にも身に覚えがありました。
そこでレッスンでのアウトプット時間を1分と定めてみました。
最初はなかなか1分以内にまとめることが出来なかった方も、
何度もレッスンを重ねるうちに、簡潔にお話されるようになりました。
話す時間を意識して話すと、話し方が変わることに気づきました。
これを機会に、伝達力が上がり「以前よりコミュニケーションが円滑になった」
というお声を頂けることを勝手に楽しみにしている今日この頃です。笑