先日の産経ニュースにおきまして、
「新型コロナで在宅学習教材需要増、祖父母と孫を結ぶ?」という記事がありました。
その記事によりますと、
全国小中高校が臨時休校の中、児童書、学習参考書の売り上げが伸びている。
特に子供向けの歴史ものが人気で、親子で楽しめる作品が選ばれている。
書店の児童書担当者さんによりますと、
工作系の絵本など家で遊べるものや、雑学やハウツーものなど、勉強につながる本が人気。
例えば
文学、芸術などについて解説した
「小学生なら知っておきたい教養366」(小学館)
小学生向けの憲法入門書
「ほとんど憲法 上下」(河出書房新社)
が売れている。
児童書の中では歴史ものが人気
例えば
「東大教授がおしえる やばい日本史」(ダイヤモンド社)
→歴史上の人物について「やばい」エピソードも織り交ぜて親しみやすく紹介したもので、
今回、日本史が2万部、世界史が1万部増刷となった。
大人の読者も多い作品で、
「急に孫の面倒を見ることになった祖父母が一緒に過ごすための共通の話題として購入」
といったケースもあるそうです。
またKADOKAWAは3/2~4/5、
児童書サイト「ヨメルバ」で207タイトルを無料公開。
今回は通常と違い、1冊丸ごと読むことが可能。
よく読まれているのは、
「角川学習まんが」の「日本の歴史」シリーズ、
「角川つばさ文庫」の小説「怪盗レッド」シリーズ
だそうです。
突然の休校で授業が無くなってしまったため、
学習参考書やドリルもよく売れている。
一部の学習ドリルが在庫切れになったり、
学研の学習参考書「中学入学準備小学の総復習全科英語つき」は、
2/24~3/1の1週間の売上が、前週の約22倍にもなったのだそうです。
今回の臨時休校は本来勉強すべき時期に休みになったため、
保護者としては学習してほしいという意識が強い。
歴史ものが売れたのは、大人の間で歴史がブームであったり、
元号が変わったりしたこともあって、
親も読みたい本として選ばれているのではないかということです。
この機会が親子の絆を深め、親子ともども勉強に興味を持って貰える
機会になるといいなあと感じました。
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