読書に関する楽しいネタを日頃から探していますが、
「内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ」という人気の推理ドラマシリーズをご存じでしょうか?
歴代の主な主演は、辰巳琢郎さん、沢村一樹さん、速水もこみちさん、平岡祐太さんなど。
主人公の「浅見光彦」は、フリーのルポライターで探偵としても有名。
ルポの取材先などで殺人事件に巻き込まれます。
持ち前の好奇心で独自調査をおこない、
それが原因で地元警察に捕まって取り調べを受けることもある。
自身が警察庁刑事局長の浅見陽一郎の弟だと隠していたのが判明すると、
地元警察は態度を変え、刑事が協力的になり
事件を担当する刑事と一緒に調査をすることもある。
「名探偵」といわれるが、自らはその体験を記事にすることはなく、
その活躍は浅見から話を聞いた推理作家・内田康夫の著述により明らかになっている
という設定だそうです。
原作の「浅見光彦シリーズ」は100冊以上もあり、
どの作品から読み進めたら良いか迷いますが、
まずは「後鳥羽伝説殺人事件」
次に「平家伝説殺人事件」から読むとよいそうです。
当初はこの2冊で完結する予定だったのですが、
読者や出版社からシリーズ化を望む声があり、
3作目の「赤い雲伝説殺人事件」より長期シリーズとして
あらたにスタートしたそうです。
毎回、寅さんのマドンナのように浅見さんは女性と出会い、
事件が解決すると共に残念ながら別れを迎える。
永遠の33歳、独身で居候という自由なスタイルの設定なのだそうです。
内田作品の5分類というものがあり、
①伝説シリーズ
②旅情シリーズ
③社会はシリーズ
④文芸シリーズ
⑤変化球もの
となるそうです。
ちなみに先にご紹介した3つの浅見光彦作品は伝説シリーズに属するそうです。
ドラマで浅見光彦をご覧の方や、
上記のシリーズにご興味のある方は一度手にされてみてはいかがでしょうか?
ちなみに1作目の「後鳥羽伝説殺人事件」は、
広島が舞台ですが、地元堺も登場します。

