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子どもが本を好きになるには?

わが子に読書を好きになって欲しい…

そう思う保護者の方は、

読書離れがいわれる昨今でも多いようです。

「子供が読書好きになる方法」

をまとめてみました。

●書店に行って子どもに本を選ばせる

読書週間がない子ども → 自分から本を読むようになる

一緒に書店に行くところからスタート

子どもの年齢にあった本のコーナーへ連れていく

子ども自身に好きな本を選ばせる

親が読ませたい(文学性の高いものや伝記などの)本より、

子どもの気持ちを優先させることが大事

子どもが抵抗なく活字を読めるようになるため

「活字に接する」ことが最優先

子どもが関心を持てる本を探せない場合は?

子どもが好きなアニメや漫画、映画の小説版がおススメ

およそのストーリーがわかっているので読みやすい

●手軽に本を読める環境を整える

手軽に本に手を伸ばせる環境づくりが大切

本好きな子どもは本に囲まれた生活が当たり前

いつでも子どもが手に取って読めるよう

リビングや子ども部屋に本棚を設置することがおススメ

子どもの好みに合わせ、できるだけ多くの種類の本が収納できる棚を設置するのが理想的

すぐに読まなくても長い目で見守って、決して読書を強制しない

強制されると読みたくなくなるのは、大人も子どもも同じ

●読書を楽しんでいる姿を子どもに見せる

「読書をしないわが子に、どうやったら本を読むようにさせられるか?」

という相談を保護者からうけ、

「お父さま(お母さま)は普段から本をよく読まれますか?」

と質問をすると、

「読みたいと思っているけれど、なかなか忙しくてその時間が取れなくて…」

という返答が多い

 

親の影響力は子どもにとって大きい

わが子に読書をさせたいと思ったら、

まず、親が率先して読書を楽しんでいる姿を子どもに見せるのが効果的

子どもは親の言うことをなかなか聞かないものですが、

親の行動は真似したがりますよね。

リビングなどで読書をしている姿を子どもに見せることで、

「そんなに楽しそうに読んでいるのなら、きっと楽しいのだろう」

と思って、自分から本に手を伸ばす可能性が高くなります。

 

もし保護者さんに現在読書週間がない場合

過去に好きだった本を再読してみることから始めてはいかがでしょうか?

 

保護者さん自身が読書を楽しいと思ったことがない場合

まずは興味がある分野の本を手に取ってみる

読んでみて面白くない本は無理に読まない

ネットでの口コミ、身近な読書家のおススメなどを参考に

面白い本と思われる本を手当たり次第に手に取ってみる…

面白いと感じる本は人によって違いますので、

最終的には自分自身が読んでみてどうか?が大切だと思います。


いままでなかった習慣をつけるのは難しいですが、

きっかけとなる工夫をいくつかすることで、

読書の習慣につながる可能性が高まってきます。

親子で楽しみながら読書をしてみてはいかがでしょうか?