本の読み方は人さまざまです。
読み方により、頭に残ったり残らなかったりもします。
携帯電話、とりわけスマホ、それからゲームの普及に反比例して読書の習慣のある方が減っているようです。
以前はちょっとした時間つぶしに読書は最適でした。
今はそれがスマホやゲームに、とって代わられているように思います。
そんな現代でも、読書の習慣を持たれている方がいらっしゃいます。
読書は大好きでよく読んでおられるとおっしゃる方のお悩みで、
「本はよく読むが内容をさっぱり覚えていない。」
というのがあります。
単なる暇つぶしの読書でしたらそれでも良いのかもしれませんが、
時間がもったいないなあと私は思います。
読書は、読む時間は隙間時間であっても、
その効用は「人生を豊かにするもの」だと思います。
悩みが解決したり、
気分転換になったり、
成長のきっかけになったり、
知識欲が満たされたり、
立場や経験の違う人の考えを知るのなんて、
読書以外ではなかなか出来ないことだと思います。
さて冒頭のお話ですが、
私はその違いは「左脳読み」と「右脳読」ではないかと思っています。
違いはズバリ「イメージ」を使っているか?いないか?の違いです。
「左脳読み」の場合
文章を読んでいる時は、内容を理解していますが、読んだ内容をイメージまではしていません。
読む → 考える → 理解する
読書終了後、わりと早い段階で忘れてしまいます。
物忘れをした時と感覚が似ています。
理解はしていたのに、すっかり忘れてしまっている。
なぜなら記憶を引っ張り出すとき、イメージされていないものは、引っ張り出せないからです。
イメージは記憶のインデックスとも言えます。
「右脳読み」の場合
文章を読みながら理解した内容をイメージしています。
読む → 考える → 理解する → イメージする
右脳読みに慣れて本を多読したり、
速読のトレーニングをすると更に
見る → イメージする → 理解する
ということが出来るようになり、
読書速度も上がり、記憶にも残りやすくなります。
これを同じ本で繰り返すと、その記憶が長期記憶になり、
読んだ本の内容を覚えていないということは無くなります。
試験勉強や資格の勉強にも応用可能です。
記憶力や認知力の衰えを感じたら、イメージ力を鍛えることがとても大事なのではないかと思います。
右脳読みの読書は、その練習に最適です。
気になられた方は当速読教室の体験学習を受けてみて下さい。