先日「ビリギャル」の塾の先生役のモデルとして有名な坪田先生のお話をインテックス大阪で拝聴しました。
坪田先生と言えば有名大学の偏差値に手の届かない女子高生に、見事慶應大学合格いう結果をもたらせた塾の先生として有名です。
「ビリギャル」は私も読ませて頂きました。
生徒をやる気にさせるコーチングの手法も取り入れた指導法は、とても興味深く参考になるものでした。
先生のテーマは「科学と情熱の融合」とおっしゃいます。
「科学」とは誰がおこなっても再現性があるということ。
どんな先生がおこなっても、こういうことをやれば伸びる、自信がつく、イキイキする。
ということが大事、
得てして教育現場では「経験則」「経験論」で指導される場合が多い。
例えば「大きな声で挨拶」することが大事」と言われるが、エビデンスはあるのか?本当なのか?
実験してみることが大事。
理動(りどう) =先生の造語
人は理屈で人を動かそうとする。
しかし人は理屈では動かない。
対義語は感動
感情で動く。
だから
情熱が大事
「科学と情熱の融合が重要」
学問、教育は本来楽しいエンターテイメントである。
私は「教育のエンターテイメントへの大政奉還」を目指している。
質問コーナーでは
「出来ない子をどう指導するか?」という質問がありました。
先生は「才能」も「地頭(じあたま)」も関係ない。
あくまで現時点での結果である。
未来がすべて。
今、どうするか?を一緒に考えよう。
私も答えを知らない。
思考錯誤していくと未来の結果は変わってくる。
人は可能性に満ちている。
とのことでした。
私は
読書も勉強も同じ。
本来は楽しいもの。
好奇心をくすぐられるものは楽しい。
と感じました。
いくつになっても好奇心をくすぐられ続けているとボケないのではないか?
と思いました。