
読書が苦手な人でも読みやすい!
物語を通しておもてなしの心あふれる接客方法を学べる
お客様は商品やサービスだけで、その会社の良し悪しを決めているわけではない。
それらを提供する従業員の接客態度も企業の印象を決める大きな要因となる。
社員研修に力を入れている会社も多く、接客への関心はますます高まっている。
そんな接客技術を、物語を読むだけで簡単に学べるのが
「ホスピタリティを育てる物語「感動の接客」ができるようになる14の力」(久保 亮吾 / 翔永社)
物語はレストランの新米マネージャー町田のもとに新人スタッフの寺さんがやって来るところから始まる。
寺さんが自分より10歳以上年上のおじさんであることに驚く町田だったが、彼は接客のプロだった。
子供連れのお母さん、ピリピリした雰囲気のサラリーマンなど
あらゆるお客様を満足させる寺さんの接客から、町田たちはホスピタリティ(おもてなし)を学び成長していく。
この本は、読者が読みやすく理解しやすいようにたくさんの工夫がなされている。
ストーリー仕立てになっており、町田たちと一緒に接客のポイントを学べるようになっている。
小説のように登場人物に感情移入しながら読めるので、飽きがこない。
途中から読んでも、きちんと内容を理解できる仕組みになっている。
最後の解説では、顧客(お客様)だけでなく社員や従業員に対してホスピタリティを注ぐことの重要性を述べています。
人と接する仕事のみならず、経営者を含めていろんな方に読んで頂きたい一冊です。
(ダ・ヴィンチニュースより)