子どもが本を読んでくれたら
きっと勉強の役に立つし
知識も豊富になり賢くなると思い
あれこれ本を買い与えるのですが
なかなか読んでくれない
というお声をよく伺います
親の思う通りにはなかなかいかないようです。
当教室では水曜日のみ、
書写(書き方、ペン習字、筆ペン)の教室を
妻が運営しています。
その受講生様の中に、
とってもしっかりした小学2年生の女の子がいます。
ちゃんと自分で考えて行動することが
出来るお嬢さんだそうです。
そのお嬢さんはいつも自作の物語を
自分で製本までして持ってきてくれます。
読ませて頂くと、
なんとも可愛らしい、ほっこりとした
心が洗われるような
親子、兄弟、お友だち、ペットなどとの
交流をモチーフとした物語が描かれています。
物語を想像のみならず創造出来て
文章にして表現出来るアイディア力や
文章力に脱帽です。
お母様にお聞きすると、
やはり読書が大好きで、
時間があれば読んでおられるそうです。
お子さんが読書好きになられたきっかけを
伺いました。
以下はお答え頂いたメールからの抜粋です。
本を好きになるのには理由があるのだと感じました。
おはようございます
こちらこそいつもお世話になっております。
○○の作った本を読んで下さり、お手紙まで頂きありがとうございます😊
○○は小さい頃、人見知りがすごくてじぃじが抱っこできるようになるのも3年かかったほどでした(笑)
ずぅーと私の抱っこから離れませんでした。
あまりに人見知りが凄いので心配になり、毎日色んなところに出かけました。
色んな広場で絵本の読み聞かせをしているところを見つけてあっちこっち通いました。
いい絵本を選んで読んで下さったのも良かったのだと思います。
あとは寝かしつけにも絵本を読んでいました。
2歳差で妹が産まれたため、バタバタであんまり覚えていませんが、、
記憶にあるのが、だるまさんシリーズがとても気に入って妹にも読んであげたりしていました。
小学生になってからは図書館で興味ある本を自分で見つけて20冊くらい借りたりすることもあります。
このままいろんな本を読んでほしいなぁと思っています。
今はどんな本を読んでいるのか私は把握できていなくて、
気にかけてまたお知らせさせて頂きますね^ -
^
たまたま人見知りだったという
きっかけはありますが、
ご自宅で絵本の読み聞かせのみでなく
お嬢さんのためにお母様が
いろんな人、いろんな絵本に出会えるところに
積極的に行かれたのが
結果的にお嬢様の本好きにつながったようです。
子どもさんに本を読んで欲しいと思っても
書かれている言葉の意味が分からなければ
読めません。
本を与えるだけでなく
本を読む前段階、前準備を
親御さんや周りの大人が
どんな方法でサポートしてあげられるか?
ここが大事なようです。