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記憶力改善とカフェイン

アメリカ経済誌 Forbesに、
「科学的見地から見る 記憶力を改善する5つの効果的な方法」が紹介されていました。

記憶力向上サプリメントは科学的根拠が希薄である。
とはいえ、選りすぐりの記憶力改善法には、科学的根拠が豊富にあるというもの。

その中に一つ意外なことが書かれていましたので、ご紹介します。
それは「カフェインの入ったコーヒーやお茶を飲む」ということ。

カフェインは記憶力を含め、さまざまな認知機能を改善する万能物質である。
大量摂取をすると危険な場合があるが、記憶力向上効果には疑いの余地がない。
ジョン・ホプキンス大学の研究で、カフェインを通常摂取しない人を対象に、一連の画像を見た後、カフェイン錠剤か、見た目が同じ偽薬を与えられた。
翌日、各グループに前日と全く同じ画像、似た画像、全く違う画像を見せたところ、前日にカフェインを摂取したグループは偽薬を飲んだグループに比べて、元の画像と似た画像を著しく高い確率で認識して細かい部分の違いまで見分けていた。
つまりカフェインを摂取したグループは、非常に似通った画像の間の具体的な違いを覚えており、鋭い記憶力を発揮していることが強く示された。

またコーヒーや茶はカフェインの摂取源として最も信頼できる食品で、抗酸化物質などの化合物も豊富でその他の健康効果も高いのだそうです。

記憶力を改善する他の4つの方法は、速読レッスンに含まれているものもあり、受講生のみなさんはすでにご存知かもしれません。
後日「堺なかもず速読教室」ブログでもご紹介しますのでご確認下さい。