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本はたくさん読んでいるのに…

先日のブログで、昨今の小中学生の読解力低下は読書離れと因果関係があり、全科目に影響しているというお話をしました。

すると、あるお母様よりこんなご指摘を頂きました。

お子さんが中学受験を目指しているが、国語が悪く読解力は絶望的。
しかも本はたくさん読んでいるのに…

本を読んだら読解力が上がるなんて妄想だと思った。

正確には読書をしていても読解力が上がらない子もいるということ。

お友達は本を読んでいるから成績も良いのだそうです。

この差はなぜか?

このお母さんの分析では、
漢字を飛ばしたり、
飛ばし読みしたり、
勝手な解釈でなんとなく読みをしたり、
めんどくさいことは追求しない読み方をしている。

その後は国語を論理的に勉強させることにした。
接続詞の後に何が来るのか?
対比関係、
抽象的、具体的、
などなど

これらの勉強はお母さんにとっても、
本を速読しながらポイントを押さえるのに
役立っているのだそうです。

確かに文法が分かっていなければ、
ポイントもスッと入って来にくいですね。

先ほどの論理的国語の勉強法が、
「ふくしま式」という国語術だそうです。
本がたくさん出ていますので、
ご興味ある方は見てみて下さいね。