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読んでみないと分からない

本は読む習慣を失うと、徐々に読む能力が衰えてしまいます。

特に文字を見てイメージしたり、音読せずに書かれている世界に入り込むことが、当たり前だったのに、気がつくと出来なくなっている。

私は速読に出会ったお陰で、その能力を取り戻すことが出来ました。

その能力を維持するために、意識して「小説」を読み続けるようにしています。

「夢中になって読める本」というテーマでいろんな方に面白かったという小説を紹介して頂いています。

そんな中で最近気付いたことは、どんなに評価が高い本でも「読んで見ないと分からない」ということ。

例えばある方たちにとって「これが良い」「面白い」と思える本でも、
実際読んで見ると「確かに面白いところはあるけれど、感動するところがない」とか
「勉強にならない」とか、不満に思ってしまうこともあります。
(せっかく紹介して頂いているのに失礼な話ですね。)

小説読書は特に「楽しむ」ことが大前提なのですが、感じ方や好みは人によって違いますね。

書評や他の方のオススメを鵜呑みにするのではなく、自分で一度は読んで感じて見ることが、とても大事だなあと思いました。

自分の好みが分かるまでは、書評での高評価本や、感覚の合いそうな方のオススメ本をとにかく読んでみるのが良いと思います。

この本、自分にとってはもう一つだなあと感じたら、その逆の世界に飛び込んでみると、好みの世界に出会えるかもしれません。
軽い世界←→重い世界 
ファンタジー←→現実的 など

一冊でも良いなあと思える作家に出会ったら、その方の作品を片っ端から読んでいくのも面白いです。

話題作をあちこち乱読してみるのも良し。

私の最近のマイブームは、
東野圭吾さん、池井戸潤さん、横山秀夫さんです。