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「小説読書」をオススメする理由

学生の時には小説を読んだことがあっても、社会人になっても小説を読む習慣のある方は少なくなる傾向があるように思います。
男性はなおさらその傾向が顕著かもしれません。

小説なんか読んでも仕事には役立たないと認識され、優先順位が低くなってしまっているのではないでしょうか?

一日のうちに読書の時間は無くても、テレビ、スマホ、ネット、ゲームなどに費やす時間は必ず存在する。

本当に大人のスキルアップに小説は役立たないのでしょうか?

実は私は社会人にこそ「小説読書」をオススメしています。

社会人にとっての「小説読書」にはどのような意義があるのでしょうか?
私が社会人の方に「小説読書」をオススメする理由

①大人の中に多い「イメージする」ことが苦手な方にとって、「イメージ力を鍛える」練習になる!

イメージ力が衰えると理解力と記憶力も衰えます。

ストーリーを追いながら読める「小説」は、他のジャンルに比べてイメージしやすいので、本をイメージして読む練習になります。

納得度の高い速読を身につけるためには、イメージ力が大事です。
熟読しても読んだ内容をイメージ出来ない段階で、速読の技術を学んでもパッと内容は入って来ませんし、記憶にも残りませんので、速く読んでも納得度が低くなります。

基本的に小説は、速読には向かないと言われています。
小説は起こった表面の事実だけを追うのでは無く、その背景、それぞれの登場人物の想いを感じたり、味わって読むことが多いからです。

小説をイメージして(まるで映像を見ているような感覚で)スラスラ楽しんで読めるようになると、
実用本など他のジャンルの本を記憶に残して読むことがとっても簡単に出来るようになります。
大事なポイントをどんどん頭の中でイメージして残していくことが出来るので、短い時間でたくさんの量を読むことが出来ます。

急がば回れ!
「小説読書」でイメージ力を鍛えよう!
趣味の読書もいいものですよ。
②自分とは違う立場や境遇の人の考え方や価値観を知ることが出来て、理解することにもつながっていく。

人によって考え方や価値観は違うもの。

でもなかなか自分とは違う価値観や考え方を理解したり受け入れたりすることは難しいですね。

対人関係でのトラブルの原因はそういうところにもあると思われます。

小説ではいろんな価値観や考えの人を疑似体験出来ます。

相手の気持ちや価値観を知って理解出来るということは、コミュニケーション力の向上につながります。

人の心を読めるということは、商売のセンスアップにもつながっていきます。
実は大人が真面目に「小説読書」をすることの意義は他にもあります。
ネットや新聞、テレビでは決して知り得ない真実を「小説」では知ることが出来ます。
そのことは次回のブログにてご紹介させて頂きます。